「知的能力」よりも「やり抜く力」がものをいう

     

事業を継続していくには、絶えず企業進化を意識しなければならない。
提供サービスや製品を問わず、企業内体制、部門ごと、個人においても。
進化を止めることは、現状維持にはならなく、退化であると。

しかし現実は、簡単ではない。自分の努力でできること。他の人の力を借りてできること。
進化は、在りたい姿を望み続けることと日々の自分に課した小さな課題達成の積み重ねだと思います。

最近では、グリット(やり抜く力)力が注目され、ビジネス書や雑誌にてよく取り出されています。Facebookのマーク・ザッカーバーグは、 仕事での成功の鍵は「信念とグリットを持つこと」と語り、グーグルは人材採用の際、「強いグリットを持っているか否かを重要視する」という。

能力重視、実力主義、成果主義にて評価される米国にて、才能ある者だけが、偉業を残している訳ではないとその書にて主張しています。
成功した偉人達の多くは、長期間に渡り、その目的達成の為に試行錯誤し、もがきながらも工夫し続けていて、大きな目的達成を目指しながら、目の前にある小さな課題を達成し続けることができる力を備えているという。

またなによりも重要な点は、その目的達成に社会的意義を感じ、長期に渡る達成の為の活動が苦にならないほど好きであると感じている点。 かなり日本的な感じな面もあり、親しみある考え方であると感じました。

我々においてもネットセキュリティの黎明期より、継続して事業を展開し、提供サービス、提供商品を進化させてきました。
中小企業におけるセキュリティ事業は、やり抜く力を持ち続け今後も事業展開をしていければと思います。