サイバー防御で保険料軽減へ

     

シスコシステムズは法人向けモバイル端末のサイバー攻撃対策で米アップルと協業するとのこと。アップルはサイバー被害を想定した保険の料金の大幅な軽減につながるとまで話している。

シスコは通信ネットワーク内の暗号化された攻撃ソフトを人工知能(AI)で検出するシステムを開発しているとのこと。これにアップルの最新の基本ソフト(OS)技術を組み合わせるようだ。

近年のサイバー攻撃は攻撃者が相手の情報を盗むだけでなく身代金を要求するなど企業の被害が拡大している。この結果、サイバー被害を想定した保険商品への需要も高まっている。

保険業界とも話し合いを始めているとみられ、将来は企業がアップル製品を使えばサイバー保険が安くなるといったサービスを想定しているよう。

サイバー攻撃を対策するのも、万が一の被害も保険適用も日本においても増加していく傾向です。これは同時に、全ての脅威から防御できる訳ではない裏づけともいえる。意識無い安全を事前に提供できるサービスと他分野の商材も組み合わせて考えていく必要があります。