現在と今後のこと

     

今回は昨年からの私事について少し詳しくお伝えできればと思います。

起業よりひたすらに経営に没頭し、立ち止まらず、走り続けてきましたが、もともと高血圧により、薬を服用しておりました。
常にかかりつけの医師の診断を受けてまいりましたが、昨年の2月ごろに急激にクレアチニンの数値が上昇し、専門医の診断の結果、人工透析を受けることとなりました。

透析の為、腕のシャント手術を受けることになりましたが、それに先駆けて精密検査を行いました。 その結果、大腸に悪性腫瘍が見つかり、将来ガンになる可能性が高いと診断を受け、シャント手術ののち、腹腔鏡手術を行い、 直腸の切除を行いました。

しかしながら5月に、レントゲン撮影時に痛みを感じ、再診断の結果、縫合不全により状態が急変し、今回は開腹による緊急手術を受けることになりました。 手術自体は無事に終わりましたが、開腹するまでは人工肛門による生活を余儀なく送ることになってしまいました。

手術の傷も回復し、やっと通常の生活ができる目処が立ち、退院できたのが、10月のこと。
週3回の人工透析のスケジュールを縫って、幹部との定例会議を開始し、本格復帰の準備をしておりました。

ある日、その会議中、ろれつが気になると弊社の取引先の方に指摘され、自分でも少し変だと思い即病院に行き、検査しました。
その方は、お父様も同じ症状になったことがあることで、念のために検査を進めてくれました。
また、人工透析を受ける際にも血をサラサラにすることで、別の病気の危険性があることは指摘を受けておりました。

しかし簡易的な検査では症状は見られなく、安堵していた時に、外科手術でお世話になった先生に偶然病院内でお会いし、経緯を説明したところ、簡易的ではなく、精密な検査を強く促され、検査を行うと脳幹の橋(きょう)脳梗塞とのことでした。
検査中に右腕、右足の感覚が無くなっていきました。その日に緊急入院をし、集中治療を受けることになりました。

右手、右足が動かないので、車いすの生活となり、仕事に復帰するためにはリハビリが必要でした。
人工透析を受けながらのリハビリということで、入院していた病院からも専門の病院に転院することを勧められましたが、 一日も早く業務に復帰しなければならなかったので、ソーシャルワーカーからも過剰といわれるほどのリハビリを通院、在宅で 行ってまいりました。

現在も定期的にリハビリを行い、早期発見だったこともありますが、理学療法士も驚くほどのスピードで回復しつつあります。 今年の6月もしくは7月には完全に復帰できる目処が立っております。

関係各社の方々には、多大なるご心配をお掛けして、大変申し訳ございません。
また激励のお声がけ頂きましたこと深く感謝しております。
この場を借りましてお礼申し上げます。ありがとうございます。

このように昨年の大半を病院内で過ごしてしまいましたが、現場復帰とともに株式会社アルテミスの体制も大幅に変更することを計画しております。

引き続きご愛好の程何卒よろしくお願い申し上げます。