6月9日の「サイバー防災の日」に合わせてLINE、アマゾンジャパン、bitFlyer、ヤフーの4社は、セキュリティの啓発活動の一環として「サイバー防災訓練」を行いました。
サイバー防災の日とは、数字の6と9で鍵を掛ける「ロック」と読む語呂合わせに基づいており、LINE株式会社が制定し、日本記念日協会に認定された記念日となっています。
LINEはサイバー防災訓練をテーマに、キャンペーンサイトを開設し、フィッシングメールやLINEアカウント乗っ取りの体験型動画などのコンテンツを公開している。
当啓発運動は、6月22日まで実施され、セミナーやフィッシング詐欺防止に関する啓発を行うとの事です。
増加するLINEを騙るフィッシングメール
フィッシング対策協議会によると、LINEをかたるフィッシングメールに関する報告は月平均の約60~70件から5月頃より約80~90件へと増加しているとの事です。
複数のフィッシングメールのパターンが確認されているものの、直近だと「[LINE]二段階パスワードの設置」という件名のメールが確認されている。
メール本文には、「最近LINEアカウントの盗用が多発しており、ご不便をもたらして、申し訳ありません。あなたのアカウントが盗まれないよう、システムは2段階パスワードに更新いたしました。なるべく早く設定をお願いします。」などと書かれており、メール本文内に記載された偽サイトのURLへ誘導する形となっている。
<図1>LINEを騙るフィッシングメール(フィッシング対策協議会掲載HPより引用)
さいごに
今回は、LINEをかたるフィッシングメール対策について分かりやすく漫画形式で表現してみました。是非ご覧ください。